「なかなか疲れがとれない」
「やる気が出ない」
ひょっとするとその体の不調は冷えが原因かもしれません。
冷えは万病のもとと言われるように、冷え切った車をいきなり発進すると壊れやすくなるのと同じで人間の体も冷えたまま動くと体の至るところに支障が出てきます。
そこで今回は、体を温める方法4選と冷え性の原因について詳しく解説していきます。
冷えの原因を攻略してポカポカの体をゲットする方法を紹介します
そもそも温活とは
温活とは、体を温めることによって基礎体温を上げ、体の不調を改善する活動のことです。
体の冷えは、倦怠感、便秘、肩こり、頭痛など体の不調の原因になっていることがあります。
また体が冷えると基礎代謝が下がり、太りやすい体質になってしまいます。
だからこそ、運動や食生活、入浴などで体を温める温活はとても大切です。
温活!体を温める方法 4選
温活して体を温める方法は、
お風呂で温める、食べもので温める、運動で温める、間接的に温める
この4つがあります。
それでは詳しく解説していきます。
お風呂で温める
お風呂は、体を芯まで温めて疲れをほぐし、緊張していた体が鎮まるので、心も血管もリラックスさせることができます。
温活に最適な温度は38度〜40度のお湯、そして10分〜30分の入浴時間といわれています。
その理由は、芯まで温めるのに長湯をしても体に負担にならない温度と時間だからです。
逆に、熱い温度で短時間の入浴だと、神経が刺激され体が起きてしまい、眠りにつきにくくなってしまいます。
食べもので温める
毎日食べる食事を意識することは冷え対策に大きく影響します。
そこで食材を選ぶときのコツは、(全てがそうではありませんが)
冬の野菜は体を温める ⇆ 夏の野菜は体を冷やす!
土の中の野菜は体を温める ⇆ 地上に育つ野菜は体を冷やす!
と覚えておけばOKです。
ぜひ参考にしてくださいね。
- 色が濃い食材
- 緑黄色野菜、赤身の肉や魚、納豆など
- 土の中で育つもの
- にんじん、かぼちゃ、ごぼう、れんこんなど
- 水分が少ないもの
- チーズ、ドライフルーツなど
- 塩分が多いもの
- みそ、醤油、漬け物など
- 冬に穫れるもの
- かぶ、にら、ねぎ、白菜など
- スパイス、薬味
- 唐辛子、こしょう、シナモン、しょうが、しそなど
- 色が薄い食材
- もやし、たけのこ、大根、キャベツ、レタスなど
- 水分が多い
- スイカ、メロン、パイナップルなど
- 夏に穫れるもの
- きゅうり、レタス、トマト、ナスなど
運動で温める
運動で効率よく体を温める方法は、下半身を動かすことです。
その理由は、筋肉の約75%は下半身にあり、なおかつ体の熱の約30%は筋肉運動なので、下半身を動かすことにより効率よく体の発熱を促すことができるからです。
そこで紹介したいのが、道具も時間も必要のないおうちでできる下半身の筋トレです。
最初は5回くらいから無理のない範囲でやってみてください。
すぐポカポカになってくるのを実感できると思います。
家事をしながら、掃除機をかけながらの「ながら筋トレ」でもOKです。
もちろん、30分くらいのウォーキングもOKです。
「ながら筋トレ」でも立派な筋トレです。
家事をしながらでもOK!
間接的に温める
間接的に体を温めるには、「3つの首」を温めるのが効果的といわれています。
それは、首、手首、足首です!
首には太い血管が通り、寒さに効果的なツボもあるので、マフラーやストールなどで首を冷やさないよう日常的に温めおくのがオススメです。
手首には手袋、足首にはレッグウォーマーなど3つの首を上手に温めておきましょう。
その他にも、上の図にある、お腹、つま先、太もも、二の腕も大切な温めポイントです。
カイロや腹巻を使って温めるのがいいかなと思います。
このように、足先が冷たいから足先を直接的に温めるだけではなく、7つの温めポイントを間接的に温めると発熱効果が上がるのでぜひ実践してみてください。
どのくらいの人が冷え性に悩んでいるの?
「冷え性に悩んでいる人ってどのくらいいるんだろう」
という方もいらっしゃると思いますので早速調べてみました。
下の表は、男女各500人、合計1,000人を対象とした「冷え性の有無」のアンケートです。
冷え性の人は約6割いることが判明
男性は4割、女性は7割以上が冷え性!
30代が最も高く約7割で、低い年代ほど冷え性が多いという結果に
出典:リンナイ株式会社【熱と暮らし通信】意識調査:冷え性と入浴に関する意識を徹底調査
このように数多くの方が、冷えの悩みを抱えていることが分かります。
2人に1人以上は抱えるこの悩み、体を温める方法は紹介しましたが、そもそもの冷えの原因をなんだろう?ということで説明していきますね。
冷えの原因とは?
冷えの原因は、気温の寒さ、筋力や血管の衰え、自律神経のアンバランスによるものです。
その結果、血流が悪くなり、血液が毛細血管に流れにくくなり、さまざまな不調が出てきます。
例えば、手足が冷えてしまう末端冷え性は、体が脳や胴体への血行を優先させるので、心臓から遠い位置にある手足は後回しにされてしまって起こる症状です。
その他に、血流のめぐりが悪いと、老廃物が溜まりますます血行不良になったり、酸素や栄養が行き渡らず体が不調になったり、免疫力が低下し生活習慣病にかかりやすくなります。
このように、冷えは血行不良に繋がり、血行不良は万病のもとに繋がります。
その不調は冷えが原因かも?
体の不調が長く続くようなら、ひょっとするとその根本は体の冷えの可能性も大いにあります。
例えば、頭痛がひどくて病院へ行くと鎮痛剤、高血圧だと降下剤の薬をもらって、つまりは症状へ直接作用する治療をされます。
薬を飲めば、そのときは良くなるかもしれませんが、またぶり返したりするかもしれません。
治ってもすぐぶり返す、そんな時は、温活を同時にやってみることもお勧めします。
参考に、冷えが原因の代表的な症例を紹介します。
病院は行ったけど全然治らない、薬を飲んでも全然効かない、などそんな方は体を温める温活もぜひ取り入れてみてくださいね。
- むくみ
- 便秘
- 頭痛
- 肩こり
- ひざや腰の痛み
- 動脈硬化
- 眼精疲労
- 高血圧
- 肌のしわ、たるみ、乾燥
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、体を温める方法4選と冷え性の原因について解説しました。
おさらいになりますが、
温活とは、体を温めることによって基礎体温を上げ、体の不調を改善する活動のことです。
お風呂で温める、食べもので温める、運動で温める、間接的に温めることがポイント!
冷えは万病のもと。
ぜひ体の内側から温めて発熱ボディを手に入れましょう!
以上、参考になると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。