最近、「腸活」といった腸を整えて健康や美を底上げしようという意識が高まってきています。
なかでもヨーグルトは腸活にいい食品として真っ先に挙げられます。
ヨーグルトは腸活に効果的ですが、どんなヨーグルトをいつどのくらい食べればいいのか分からない方もいらっしゃると思います。
今回は、相性の合うヨーグルトの選び方、効果的な食べるタイミングを紹介していきます。
目次
ヨーグルトはなぜ腸活にオススメなの?
ヨーグルトがオススメな理由
ヨーグルトが腸活にオススメな理由は、腸内バランスを整えることができ、始めやすく続けやすいからです。
- ヨーグルトの乳酸菌は腸内の悪玉菌の増殖を抑え、腸内バランスを整える
- ヨーグルトはコンビニでも簡単に手に入り、種類もたくさんあり飽きづらく習慣化しやすい
毎日食べることが理想的な腸内バランスへ
腸内バランスを保つには、ヨーグルトを毎日食べて善玉菌を体内に補給する必要があります。
なぜなら、乳酸菌などの善玉菌は体内で3日間程度しか生きられず、腸内にすみつくことができないからです。
理想的な腸内バランスは善玉菌 2:悪玉菌 1:日和見菌 7がいいとされています。
そのため、腸内バランスを崩さないためにも習慣化しやすいヨーグルトは腸活にオススメなのです。
食べるタイミングはいつ?
ヨーグルトは毎日200g食べるのが理想的です。
とはいえ、1度に200gを食べ切る必要はありません。
朝と夜に100gずつで大丈夫です。
具体的には、カップタイプで100g程度なので朝晩に1個づつ、箱タイプで400-500gなので小分けしながら朝晩に食べるイメージです。
そんなに食べられないという方は飲むヨーグルトでも大丈夫です。
ダイエット中の方は、脂肪ゼロや砂糖が入ってないものを食べるようにしましょう。
自分と相性の合うヨーグルトの選び方
ヨーグルトを選ぶポイントは自分の相性に合ったものを選ぶことです。
たくさんのヨーグルトがある中で自分の相性に合うヨーグルトを見つける方法は、まずは自分の体調に合いそうなものを選んでみて2週間程度試すことです。
上の図は代表的な乳酸菌の種類と効果効能をまとめた図になりますが、このように、コンビニやスーパーに行くと、さまざまな菌の名前がパッケージに表示されていていますよね。
このほかにも無糖や無脂肪など含めるとその種類は膨大なものになります。
2週間試してみて、
「便通の改善が見られた」
「カラダの調子がよくなった」
と感じられたらそれは自分と相性の合ったヨーグルトといえます。
その一方で、
「便通の改善が見られない」
「カラダの調子もイマイチ」
と感じたら他のヨーグルトを2週間試してみましょう。
食べるヨーグルトと飲むヨーグルトの栄養効果は同じ
ここまで聞くと、
「ヨーグルトを毎日200gかぁ・・・」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。
ヨーグルトと聞くと「食べるヨーグルト」をイメージしてしまうかもしれませんが、飲むヨーグルトでも大丈夫です。
実は、飲むヨーグルトと食べるヨーグルトの乳酸菌の数や働きに違いはなく、乳酸菌の効果は同じです。
上の図のように、脂質や炭水化物量の違いはあるもののカルシウムやカロリーに大きな差はありません。
日当たりの摂取目安量を召し上がっていただければ、乳酸菌の数や働きに違いはありません。
引用:株式会社 明治 明治ブルガリアヨーグルト倶楽部
このように、飲むヨーグルトはなんとなく小さくて効果がないように見えますが、得られる乳酸菌の効果は同じなので、どちらでも続けやすいタイプで問題ありません。
生きたまま腸に届く乳酸菌のヨーグルトってなに?
生きて腸まで届く乳酸菌
プロバイオティクス
生きたまま腸に届く乳酸菌のヨーグルトは、その名のとおり乳酸菌を死滅させることなく生きたまま腸に届けることができます。
その乳酸菌は、腸内に着地するやいなや善玉菌として活躍することができます。
ちなみに「プロバイオティクス」のヨーグルトも表示名が違うだけで乳酸菌を生きたまま腸に届けるヨーグルトになります。
では、普通のヨーグルトは食べても意味がないかというとそうではありません。
一般のヨーグルトに含まれる乳酸菌の多くは、腸に届く前に死滅してしまいますが、死滅した乳酸菌は、腸内で善玉菌を応援したり、腸内細菌のエサになったりして腸内環境を整える効果を発揮します。
コスパ重視ならヨーグルトメーカーで節約
とはいえ、ヨーグルトを毎日買うのはお金がかかる、と思いますよね。
ここからは参考なのですが、もしヨーグルト生活を続けられそうなら、ヨーグルトメーカーを使ってみることをオススメします。
市販ヨーグルトとヨーグルトメーカーのヨーグルトで1ヶ月続けた場合、
- (市販100g)6,000円:1,800円(ヨーグルトメーカー)の4,200円の節約
- (市販400g)2,250円:1,800円(ヨーグルトメーカー)の450円の節約
*ヨーグルトメーカーの種菌は新規ヨーグルトを投入として
となり、ヨーグルトメーカーの種菌を再利用すれば、1,800円→1,300円になりさらなる節約ができます。*ヨーグルト5個分500円マイナスとして
このように、コスパは非常に優秀ですよね。
- 市販100g:100g@100円x1日2個x30日=6,000円
- 市販400g:400g@150円→2日分のヨーグルト、よって1ヶ月は150円x15=2,250円
- ヨーグルトメーカー1L:100g@100円+牛乳1L@200円=300円▶︎1Lのヨーグルト(5日分)よって1ヶ月は300円x6=1,800円
私は、ビタントニオのヨーグルトメーカーを使っています。
- 食べるヨーグルト:40度x7時間
- 飲むヨーグルト:30度x8時間
で作ることができます。
もちろん「生きたまま腸に届くヨーグルト」も作れます。
出来上がったヨーグルトは次のヨーグルトを作るときの種菌として繰り返し使えるのでとても優秀です。*種菌を繰り返し使えるのは4-5回くらい
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、相性の合うヨーグルトの選び方と効果的な食べ方を紹介しました。
- ヨーグルトがオススメな理由
- ヨーグルトを毎日食べることが理想的な腸内バランスへ
- ヨーグルトを食べるタイミング
- 自分の相性に合うヨーグルトを見つける方法
- 食べるヨーグルトと飲むヨーグルトの栄養効果は同じ
- 生きたまま腸に届くヨーグルトってなに?
- コスパ重視ならヨーグルトメーカーで節約
腸には体内の免疫細胞の約60%以上が存在しています。
このように、腸内バランスを整えることはカラダの免疫力アップを始め、外見ではシワやくすみの予防にとても効果的です。
腸内バランスを整えることができ、始めやすく続けやすいヨーグルト。
ぜひ習慣化して、健やかな腸活生活をしていきましょう。
以上、本記事がお役に立てれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。