涼しかったり暑かったり温度調整の難しい季節が続いています。
なかなか寝付けない夜も多いのではないでしょうか。
ようやく眠れたのに朝の目覚めがなんとなくダルおもな感じ。
ある調査によると、睡眠に関するアンケートを取った結果、実に75.4%の方が目覚めの状態に不満を持っていたそうです。(#12,484名回答)
そこで今回紹介するのが、誰にでも簡単に始められるぐっすり眠れる呼吸法「4-7-8呼吸法」です。
やり方は簡単!
- 4秒 鼻から息を4秒間吸う
- 7秒 息を7秒間止める
- 8秒 鼻から息を8秒間吐き出す(口からでもOK)
4で吸って7で止めて8で吐く、
それを就寝前に1分間x3セット程度、たったそれだけの呼吸法です。
それでは早速参りましょう!
4-7-8呼吸法の考案者は自然治癒療法の権威
4-7-8呼吸法とは、世界的に有名な健康医学研究者・医学博士アンドルー・ワイル氏(ハーバード大学医学校卒・アリゾナ大学医学部教授)が考案した呼吸法です。
西洋医学を十分学んだ上で西洋医学に限界を感じたこの博士は、あくなき探究心でジャングルの奥地から人跡未踏のジャングルまで色々な人と出会い、各地の伝統的な医療に触れていきます。
西洋医学では治療不可能だったものが、伝統的治療法で治る事例もあり、人間が本来持つ自然治癒力をどうすれば十分に発揮できるか、研究に研究を重ねます。
その博士が考案したのがこの4-7-8呼吸法・・・人間の自然治癒力を発揮する簡単な呼吸法として海外でも話題になり、安倍前首相も実践していることでも有名になりました。
4-7-8呼吸法のやり方とそのメリット
4-7-8呼吸法のやり方
- 4秒 鼻から息を4秒間吸う
- 7秒 息を7秒間止める
- 8秒 鼻から息を8秒間吐き出す(口からでもOK)
呼吸する際は鼻呼吸を心がけてみましょう。
鼻呼吸の深い呼吸より色々なメリットの実現が期待できます!
4-7-8呼吸法のメリット
- 自律神経の乱れを調整する
- 深い腹式呼吸により自律神経のバランスを整え、副交感神経の働きを高めてくれるといわれています。
- リラックス効果
- 深い腹式呼吸はカラダをリラックスと休息の「副交感神経」のスイッチを入れてくれます。
- 興奮と緊張の「交感神経」の働きを鎮めてくれます。
- ストレス・不眠・酸素不足を解決
- 身体中に十分な酸素を取り込むことで上がりっぱなしになった交感神経を鎮め、気持ちを落ち着かせてくれます。
- 深い眠りの実現
- 副交感神経のスイッチをオンにすることで身体がリラックスします。
- 心拍は落ち着いて筋肉もリラックスし、肉体的にも精神的にも深い眠りに入りやすくなります。
非公開: 【ニューバランス「THE CITY」がセール開催中】働く大人のデイリーウェアを紹介
カギは深い腹式呼吸!浅い呼吸は質の悪い呼吸に
この呼吸法を実践するときは、深い腹式呼吸を意識します。
ストレスを感じるとき、不安を感じるとき、人知れず呼吸が浅くなっています。
浅い呼吸は深い呼吸と比較して1/3しか酸素を肺に取り込めていないので不調の原因となります。
まとめ
現代はただでさえストレス社会なのに、コロナ禍も相まってよりストレスを感じやすい世の中になっています。
ストレスを抱えると浅い呼吸になり、身体の不調に繋がってしまいがち。
眠れない=交感神経が緊張・興奮、ということ・・・身体に十分な酸素を取り入れ、交感神経の緊張を鎮めることにより深い眠りに到達できます。
この4-7-8呼吸法で、リラックスした深い眠りで健康的な目覚めのお手伝いができると嬉しいです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございます。